こんにちは、アンデです。
レースでタイムの更新を目指して練習しているランナーの皆さん、1秒でもタイムを縮めたいと思いますよね。
たった1秒が本当に重要で、
マラソンで言えば
3:00:00か
2:59:59か
によって、サブスリー達成の称号を分けることになります。
3:00:01だったらしばらく立ち直れないよ!
サブスリーは一生語れる称号なのに!
この数秒を絶対に逃さず、10秒を確実に縮められる方法があります。
結論から言うと、ラスト200mのスプリントです。
私は陸上未経験、三交替工場勤務、肉体労働ハンデを背負いながら、ランニングを始めて2年半でサブスリーを達成しました。
そして、10Kmを35分59秒でギリギリの35分台、
ハーフマラソンも1時間19分55秒でギリギリの1時間19分台を達成しました。
この記録、まぐれじゃないですよ?
これらの記録はラスト200mのスパートによって達成できた記録です。
誰でもできる、ラスト200mで10秒縮める方法を解説していきます。
10秒を縮めるラストスパート
マラソン、ハーフマラソン、10Km、5Kmすべてのレースでこの方法は実践できます。
そして誰でもできます。
ラスト200mで長距離の走り方→短距離の走り方へ切り替えるです。
ラスト200mまで走ってきて心肺機能、筋力は限界に近付いていると思います。
しかし、主に長距離の走り方では遅筋、
短距離の走り方では速筋が使われるため、
ラスト200mでも速筋には余力が残っています。
足の回転を上げ、腕ふりを早くし、短距離走のつもりでゴールまで全力で走ります。
(ゴールラインを超えるまでは緩めないこと)
やってみると意外と体は動きます。
問題は200mを持続させる心肺機能だけです。
これは200m我慢すれば終わると言い聞かせ、気合でスピードを維持します。
実力によって短距離スピードも変わると思いますが、ざっくり計算してみると、
・1Km4:30(100m27秒)ペースで走ってきた場合
ラストを100m20秒ペースに切り替え、200m走れば13秒短縮
・1Km4:00(100m24秒)ペースで走ってきた場合
ラストを100m18秒ペースに切り替え、200m走れば12秒短縮
・1Km3:30(100m21秒)ペースで走ってきた場合
ラストを100m15秒ペースに切り替え、200m走れば12秒短縮
10秒を縮める(ラストスパート)ための練習
ラスト200mのスパートといっても、普段の練習で全くスピードを出していないようであれば、
いきなり短距離走のようなスピードを出すことはできません。
多少のスパートはできるかもしれません。
しかし、ラストスパートの走り方を覚えるには、普段の練習でスピードを出す練習が必要です。
筋力(速筋)強化、、フォーム、早い動き(神経)の練習が必要となります。
私がやっていた練習を紹介します。
・ジョグの最後に150~200m流し×3
・上り坂ダッシュ
・400mのインターバル
・ペース走のラスト200mでスパート練習
これらの練習はラストスパートだけではなく、全体的な走力向上にもかなり役立ちます。
まだランニング初心者の人であれば、
ジョグの最後に流しを入れるだけでもかなり効果があります。
10秒を縮めるスパートが出来るようになると
私は全てのレースでラストスパートによって記録更新、順位逆転をしてきました。
毎回ラスト200mのスパートを行ってきた結果、以下の事が分かりました。
・50m前の人でも逆転できる(ゴール前で圧倒的なスピードで抜けば追いかけられない)
・後ろに人がいても突き放せる(圧倒的なスピードで追いかけるのを諦めさせる)
・途中で目標タイムギリギリであっても、最後で巻き返せると気持ちに余裕ができる
・ゴール地点は観衆が多く、さらにスパートに気合が入る
最後に逆転できるから余裕だね!
終盤は本当に辛いですが、ほかの選手もみんな辛くなってスピードが落ちています。
私はこれまで毎回スパートを行ってきて、何人も抜き、何人も突き放すことが出来ました。
誰でもできます。
200m後に倒れても大丈夫です。
最後の200mを頑張るだけで必ずいい結果につながります。
ぜひ、市民ランナーの皆さんに参考にしていただき、スパートの効果を体感してもらえればと思います。
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