【本要約】集中力が上がる!メンタリストDaiGo著書「自分を操る超集中力」を解説

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仕事

こんにちは、アンデです。

今回はメンタリストDaiGoさんが書かれた「自分を操る超集中力」を解説していきます。

みなさん、集中力が続かないと悩んでいませんか?

実はDaiGoさんも昔は「LLD(学習障害)」ではないか?と家族に心配されるほど集中力のない子どもだったそうです。

成績は学年で227人中224位と勉強もできなかったことから、8年間に渡るいじめにもあいました。

そんなDaiGoさんは勉強して自分を変えようと決意し、集中力を作り出す方法から研究していきました。

その結果、慶應大学合格、1日10〜20冊の読書、YouTubeやテレビに引っ張りだことなり、大活躍しています。そこに辿り着いたのは全て集中力のおかげとのことです


受験勉強するにも、仕事で結果を出すにも全て集中力が必要です。つまり、集中力を上げることで人生は変わります。

DaiGoさんは集中力は鍛えることができるといいます。

DaiGoさんのように、人生を変えるほどの集中力を身につけるにはどうすれば良いのか、すぐに実践できるテクニックを交えて解説していきます。

自分を操る超集中力

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集中力の源、ウィルパワー

・集中力の源は前頭葉のウィルパワー

集中力が湧き出す泉はあなたの額から2〜3cmのところにある前頭葉です。その前頭葉の体力のようなものをウィルパワーと言います。

人間は決断に迷っているときウィルパワーを消費します。後回しにせず、すぐ決断することでウィルパワーを温存できます。

スーパーでジャムの試食試験を行い、購入した人の割合

①ジャムを24種類用意した場合 → 3%

②ジャムを6種類用意した場合 → 30%

多すぎる選択肢は人間からウィルパワーを奪い、結局決断できなくなる。

豊富な選択肢よりも絞り込んだ選択肢の方が成果に繋がる。

買い物に行って、選ぶのに悩みすぎると、

疲れるよね…

ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使うたびに消費していくので、ウィルパワーの総量を増やすorウィルパワーを節約することで集中力を鍛えることができます。


・集中力のコントロール「習慣化」

高い集中力が必要なトップアスリートは集中力を習慣化によって節約しています。

野球選手のピッチャーが「振りかぶる」→「足を上げる」→「ステップする」→「ボールを投げる」という、高い集中力が必要な動作には前頭葉はあまり活動していません。

一つ一つ考えずにできるのは習慣化しているからです。

スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグは1週間、毎日同じ服装だよ。

毎日の服装選びに、

無駄な集中力を消費させないことが大事だね。

集中力を発揮するときは前頭葉を使い、習慣化した動きは小脳が担います。

つまり、習慣化ができれば、前頭葉は次の新しい習慣を身につけるためにフルに使うことができるのです。一つずつ着実に習慣化していくことで、究極の集中力が手に入ります。

バッチ処理

細かい仕事は、最後にまとめて片付けましょう。仕事や勉強中の雑事は、メモをしておいて一旦頭の外に出すことが重要です。

会議や打ち合わせで「一旦日を改めましょう」と先延ばしにして、頭に残っているとウィルパワーを食い続けるのです。

ウィルパワーの消費を防ぐまとめて一気に片付けるバッチ処理が有効です。


集中力を生み出す環境

・短時間と決めて焦らす

「もう少しやりたい」「もう一つやりたい」というところで止めることで、ウィルパワーの消耗を減らせます。順調な作業の途中でも、一旦やめましょう。

・集中できる環境づくり

集中する環境におすすめの色は水色です。

また、デスク周りにはスマホなど、余計なものを置かないことが大切です。スマホは置いてあるだけでも気になってしまい、集中力が散ってしまいます。

手持ちのバッグや引き出しにしまって、目に入らないようにしましょう。

DaiGoの仕事部屋

開きっぱなしのノート、ペン、関連した本のみしか置かないようにしているそうです。

気が散る要素を完全に排除していますね。


・ブルーライト

就寝前には控えた方がいいというブルーライトは、逆に昼間に浴びると集中力・分析力・思考力を高めてくれます。

・場所で集中力を上げる

クリエイティビティをアップ → 薄暗い場所

アイデア・発想力アップ →カフェくらいの少しうるさい場所

インプット → 図書館くらいの静かな場所

高い集中力を生み出す方法

・姿勢

正しい姿勢で座ることで、血流・酸素が脳に回りやすくなり、集中力アップがアップします。

・食事

脳にはブドウ糖が一番重要。「低GI食品」と間食が大事です。

GIとは血糖値の指標のことだよ。

GI値の高い食品を食べると、血糖値が乱高下してストレスになるよ。

高GI食品白米、パン、かぼちゃ、せんべい
中GI食品うどん、さつまいも、プリン、クッキー、バナナ
低GI食品そば、玄米、全粒粉パン、りんご、チーズ、ヨーグルト

低GI食品でも3時間で血糖値が低下し始めます。そこで、3時のおやつでナッツ類がおすすめです。

ナッツ類

ピーナッツ、ヘイゼルナッツ、カシューナッツ、クルミ、アーモンド、ピーカンナッツ、カボチャの種、ひまわりの種

集中力を高める亜鉛、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6が摂れます。また、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸には抗うつ効果、ポジティブ思考などの効果もあります。

ナッツ類は炭水化物が少なく、タンパク質を含む理想的な低GI食品です。


カフェインは眠くなる前に摂りましょう。1日の目安として、コーヒーなら450㎖です。


・感情

感情も集中力に影響があります。

「怒り」…行動力や問題解決力を高めてくれる。怒ったままの状態で動き出すのがベスト。

「哀しみ」…冷静な意思決定ができる。

「喜び」…人をクリエイティブにする。そのまま高い集中力に入っていける。

怒ってるとき、

逆に行動力を活かすチャンスなんだね。

・運動

20分の軽い運動をした後の3〜4時間は認知能力、集中力や考察力が高まります。脳の血流が改善でドーパミンが放出し、意欲向上につながります。

20分の軽い運動と同等の効果があるのが、「グリーンエクササイズ」。

グリーンエクササイズとは

緑の中で5分間体を動かすことです。公園や街路樹のある歩道、オフィスの周りにある小さな自然の側を散歩する、水の側ならなお効果があります。

グリーンエクササイズによって、大きなリフレッシュ効果、心身の疲れも取れます。

また、陽の光を浴びることで、「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれ、集中力を深め、思考を前向きにし、ストレスを軽減してくれる等、素晴らしい効果があります。

疲れを回復する方法

・睡眠

睡眠不足は「軽度の前頭葉の前野機能障害」で酔っ払っているのと同じ状態のため、集中力を奪う要因になります。

睡眠は大切です。人間の脳は寝ている時に回復し、記憶を定着させています。

東大に合格した受験生たちは、

平均で7時間前後の睡眠をとっていたそうだよ。

睡眠の質は22時〜2時の間に深い眠りについているかで決まります。22時〜2時の間は成長ホルモンが出るゴールデンタイムで、傷ついた細胞を修復し、疲労を回復させます。

なかなか寝付けないという場合は体内時計のズレが生じてしまった影響です。

良い習慣…体内にセロトニンを溜めること

→起きてから午前10時までに日光を20〜30分浴びる、軽い運動をする、肉や魚、大豆製品、乳製品に含まれるトリプトファンを摂取することが良い。朝食に青魚を食べるとDHAやEPAが体内時計をリセットしてくれる。

また、寝る1時間前に入浴することで、入眠を促すことができる。

・悪い習慣

→寝る前にスマホ、テレビ、パソコンの画面を見ること。ブルーライトが脳を昼だと勘違いさせる


・パワーナップ

パワーナップは3時間の睡眠に匹敵します

パワーナップとは15分〜20分間、目を閉じ、じっとして休息をとることです。短時間で効率よくウィルパワーを回復させることができます。オフィスのデスクでもできるので、ぜひ取り入れましょう。


・目の疲れを癒す

脳が疲れたと感じるのは、目の疲れを「脳の疲れ」と錯覚しているからです。

目の疲れを癒す方法

①目を温める

蒸しタオルやホットアイマスクで目を温めることで、周りの筋肉の血流が改善される。

②目のストレッチ

目をぎゅっと閉じて開く×数回 → 眼球を上下左右に動かす×3セット → 眼球を右回り1回転、左回り1回転

③目を休ませる

手を擦り合わせて温め、くぼみを作って両目を覆い、暗闇を1分間見つめる


・鼻からウィルパワー回復

特定の匂いを嗅覚から脳へ送ることで、疲労回復やストレス解消、リラックス効果を実現できます。

ローズマリー…脳への血流改善でウィルパワー回復。

ペパーミント…リフレッシュ効果、敏捷性や集中力がアップ。覚醒効果もあり仕事や勉強による疲労、眠気に効果がある。

シナモン…脳の認識機能と記憶力を高めることができます。


集中力を作る時間術

・超早起き

素晴らしい経営者たちは早起きです。

AppleのCEOティム・クック、スターバックスのCEOハワード・シュルツ、Amazon創業者ジェフ・ベゾスなどの名だたる経営者たちは4時半に起床しています。

脳は朝起きてから2時間が最もクリエイティブな力を発揮することがわかっています

素晴らしい経営者たちは、平均8時間の睡眠をとり、誰にも邪魔されない早朝を、十分回復したウィルパワーでクリエイティブな発想に費やしています。

・朝食後の30分はゴールデンタイム

朝起きてから2時間の中でも、特に高い集中力を発揮できるのは、時間は朝食を取った後の30分ですこのゴールデンタイムは1日の中で最高に集中力を発揮できるので、将来のための勉強や新しいことを始めることは最高の自己投資となります。

6時に起きて朝食を済ませ、6時半〜7時半の1時間を自分の時間に使う習慣をつけましょう。1年で365時間2週間分のクリエイティブな時間が手に入ります。

・ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックとは25分の集中と5分の休憩を繰り返すことです。

時間をかけずに集中状態に入っていく訓練にもなり、続けていけば注意力、集中力が強化されます。

→25分間は一つのことに集中し、他のことをやらない。まだやりたいところでも、一旦やめて休憩に入る。再開した後もスムーズに集中状態に入れるように。

休憩の前後でやることを変えてはいけない。すると5分休憩の後の再会後にアイデアが出てきたり、作業が早くなる。


まとめ

今回はメンタリストDaiGo著書「自分を操る超集中力」を解説しました。

集中力を発揮する方法、鍛える方法、節約する方法など、人生においてとても重要な集中力を学ぶことができたと思います。

勉強や仕事に生かすことができれば、人生が好転します。

このほかにも集中力に関するテクニックがたくさん書かれている本で、生活していく中で必ず取り入れるべき内容が盛りだくさんです。

もっと詳しく知りたいと思った方は、ぜひこの本を読んでみてください。

自分を操る超集中力

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