雪国に住む市民ランナーの皆さん、冬のランニングはどうしていますか?
雪が積もってるからと言って練習休んでいませんか?
特に日本海側は冬になると毎日天気が悪く、風も強く、とにかく寒いですよね。
私も雪国ですが冬の練習には苦労していました。
陸上未経験、三交替工場勤務、肉体労働だった私は、ランニングを始めてから2年半でフルマラソン3時間切りまで到達することができました。
そんな私がやっていた雪国での練習について解説します。
積雪時の練習方法
私の場合、悪天候でも基本的に外で練習は継続していました。
普段とは異なる環境での練習になりますので、まずはケガや事故には特に気を付けましょう。
安全面を考慮しつつポイントを4つ紹介します。
- 車に気を配る
- 積雪時はわだちを走る
- スピードを出しすぎない
- 猛吹雪のときは諦める
1.車に気を配る
雪国に住む市民ランナーの方ならわかると思いますが、車にとっては雪道を運転するだけでも怖くて大変ですよね。
その中で走っている人がいれば邪魔で仕方がないと思いますよね。
まずは車に気を配ることが大事です。
肩掛けの反射タスキ、ライトなどもって走りましょう。
そして車が来たら端に止まって待ちましょう。
2.積雪時はわだちを走る
積雪があり、まだ除雪がされていない時は、できるだけ圧雪されたわだちを走るようにしましょう。
新雪の上を走ると、見えない段差や穴があったりとケガをする可能性があります。
とはいっても、交通量が多い道のわだちを走ると大迷惑になるので、
できるだけ車通りの少ない道を選びましょう。
そして遠くの車が見通せるコースか、車が常に確認できるような短い周回コースがおススメです。
3.スピードを出しすぎない
私の経験から雪道は歩く時より、一定ペースで走ってる時のほうが滑りにくいです。
しかし、急に止まろうとすると確実に滑ります。
わだちを走るにしても、除雪された道を走るにしても、すぐに止まれるようにスピードは上げずにゆっくり走りましょう。
カーブは特に転ばないよう注意が必要です。
4.猛吹雪のときは諦める
雪国では天候がめまぐるしく変わります。
特に寒波が来ていて猛吹雪のときは目を開けていられません。
私は猛吹雪でも外を走っていた時がありましたが、
練習になりませんでした。遭難します…。
そのようなときは諦めて体育館などの屋内を走ったほうが効率がいいです。
精神面について
雪国の市民ランナーにとって厳しい冬は思うように練習できずイライラしますよね。
しかし逆にポジティブに考えることが大切です。
私の場合、
・「きっと今日はみんな休んでるから、差をつけるチャンスだ」
・「雪道のデコボコを走ったり、滑らないように注意して走ることで様々な筋肉が鍛えられて強くなるチャンスだ」
・「この過酷な環境で走ってるから、快適な道を走れるレースなんて余裕だ」
など、雪国での練習をプラスにする気持ちで練習に向かうことが大切です。
私は実際、厳冬となった年の1,2月ほとんどジョグしかできませんでしたが、3月に出場したハーフマラソンで自己ベストを更新することができました。
雪道での地道な練習は確実に力になります。
服装について
雪道を走る際の周囲への配慮として、
日中であれば銀世界でも目立つ黒色のウェア、夜であれば反射タスキやライトをもって走りましょう。
極寒の対策としては、ジャージの中に上下ヒートテックを着て、
耳が冷たいのでウェアのフードをかぶるのがおススメです。
また日中であれば銀世界のまぶしさと雪対策でサングラスは必須です。
最後に
雪国における練習方法を解説しましたが、とにかくケガや事故にはいつも以上に気を配り、
地道な練習を積み重ねて走力を向上していきましょう。
そして雪が解けて暖かい春になったら、思いっきり練習ができる喜びを爆発させましょう。
雪道でも走り込みの成果は思った以上に体に現れ、ハンデではなくプラスに変わります。
雪国の市民ランナーの皆さんの悩みを解決できれば幸いです。
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